2017年02月の記事一覧

スカンジナビア航空、羽田線への移管に意欲-A350早期導入も

スカンジナビア航空(SK)は2月23日、成田/コペンハーゲン線の北極ルート就航60周年を記念してプレスカンファレンスを開催した。来日したアジア太平洋地区総支配人のレイフ・ニルソン氏は、2020年の東京五輪までに開設をめざす羽田線について、「(デイリー運航中の)成田線から移す形で就航したい」との考えを明らかにした。

 ニルソン氏は「羽田は20年までに国際線発着枠の増枠が検討されているので、そのタイミングで獲得したい」と説明。羽田に国際線を就航させる場合には成田線を残す「成田縛り」の問題については、関係機関との調整で解決したい考えだ。

 「成田縛り」についてはルフトハンザ・ドイツ航空(LH)が今年1月に、現在運休中の成田/フランクフルト線を17年夏ダイヤ期間中も運休することを発表。現在は羽田/フランクフルト、ミュンヘン線のみ運航をおこなっている。

SKが成田線で使用しているA340型機 また、ともに来日したSK規制関連業務役員のハンス・オロングレン氏が、同社が19年から受領し、長距離路線に順次導入する予定のエアバスA350XWB型機について言及。現在はA340-330型機を使用している成田線については「東京五輪を目標に、機材が揃い次第、最優先に導入したい」との考えを示した。

 なお、SKによると、現在の成田/コペンハーゲン線はレジャーでの利用者が多く、日本発とコペンハーゲン発の需要の比率は半分ずつ。詳細な数値は明らかにしなかったが「搭乗率はかなり高く、予約状況も常に好調」という。

▽17年はデジタル分野を強化、60周年記念セールも

 そのほか、プレスカンファレンスではグローバルセールス&レベニューマネジメント担当副社長のアンネリー・ナッセン氏がプレゼンテーションを実施。今年は機内WiFiサービスの通信速度の向上など、デジタル分野のサービスを強化する方針を説明したほか、北極ルートの開設60周年を記念し、特別セールとソーシャルメディアによる投稿キャンペーンを実施することも発表した。

 特別セールでは3月3日まで、成田/コペンハーゲン線および以遠のストックホルム、オスロ、ベルゲン、ヘルシンキ、スタバンゲル線について、エコノミークラスを7万円から、プレミアムエコノミークラスを11万5000円から、ビジネスクラスを26万5000円から提供する。料金には燃油サーチャージを含む。旅行期間は4月1日から来年の2月28日までで、6月2日から9月30日までは除く。

 投稿キャンペーンは2月23日から3月9日まで実施。期間中にFacebookなどのソーシャルメディアに「あなたの想像する未来のエアライン」をテーマに、未来のエアラインにあればいいと思うサービスなどを、ハッシュタグ「♯SASPIONEER」を付けて投稿した人のなかから抽選で1名に、成田/コペンハーゲン、ストックホルム、オスロ線のいずれかの往復航空券を贈呈する

SKが成田線で使用しているA340型

情報提供:トラベルビジョン

カンタス航空、B787-9用のプレエコを公開、10月から使用

 カンタス航空(QF)はこのほど、今年10月から導入を開始するボーイングB787-9型機で使用する、新たなプレミアムエコノミークラスのシートを公開した。サイズは現在のシートと比べて10%拡大。リクライニングの角度も9.5度まで増加した。座席数は28席で、配列は2-3-2。

 デザインはオーストラリアを代表する産業デザイナーで、QFの客室やラウンジのデザインも手がけるDavid Caon氏が担当。専用の枕にフィットするヘッドレスト、リクライニング時の快適性を向上させたフットレストに加えて、サイズを25%拡大したパナソニック製スクリーン、5ヶ所の収納スペース、2つのUSBポート、隣席と共有の電源コンセント、LEDライトなども備える。

 QFはこれまでに、エアバスA380型機やB747型機にプレミアムエコノミークラスを導入。B787-9型機は今年の10月から8機を導入する予定で、まずは12月にメルボルン/ロサンゼルス線に投入。その後は18年3月に就航する、豪州/欧州間を初めて直行便で結ぶパース/ロンドン線に導入する。

 

情報提供:トラベルビジョン

関空、1月の国際線旅客数は13%増-外国人は18%増

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2017年1月の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比12.9%増の166万8860人となり、1月として過去最高となった。このうち日本人旅客数は3.1%増の52万340人で、13ヶ月連続の増加。外国人旅客数は18.1%増の112万4720人で、1月の最高記録を更新した。通過客数は11.0%増の2万3800人。旅客便の発着回数は6.6%増の9828回だった。

 なお、国際線と国内線をあわせた総旅客数は10.8%増の219万3594人となり、1月の最高記録を更新した。総発着回数は5.7%増の1万3623回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。

情報提供:トラベルビジョン