2017年10月の記事一覧

シルクエアー、広島線に就航、機材は受領直後のB737MAXに

シンガポール航空(SQ)の子会社で短・中距離路線を運航するシルクエアー(MI)は10月30日、週3便で広島/シンガポール線の運航を開始した。機材は当初はB737-800型機を予定していたが、今月受領したばかりのB737MAX-8型機に変更。座席数はビジネスクラス12席、エコノミークラス144席の全156席で、広島発初便はビジネス8名、エコノミー126名の計135名が搭乗し、搭乗率は86.5%だった。シンガポール発初便はビジネス12名、エコノミー103名の115名と幼児3名で73.7%。SQによれば「関係者席を除く、販売できる座席はほぼ売り切った」という。

放水で祝福されるMI機 SQによれば、B737MAX-8型機は航続距離が長く、B737-800型機では難しい貨物の輸送も可能であることから、同路線への導入を決めたとのこと。37機発注したうちの初号機で、今年中にさらに2機を受領する。なお、日本発着の定期便でB737MAX-8型機を利用するのはMIが初めてとなる。

就航記念式典でのテープカット 広島/シンガポール線については過去にSQが運航していたが、03年4月には撤退。定期便の就航は14年半ぶりとなる。SQによれば、同社の保有機材には大型機が多く、需要に限りがあると見られる広島線には向かないとの考えから、MIでの就航を決定したという。ロードファクターの目標は8割以上で、日本発に加えてシンガポール発の観光客の需要も見込む。将来的には1日1便に増便した後、他の日本の都市への路線開設も検討する。

 30日午前には、広島空港で記念式典を開催。MI最高経営責任者のフー・チャイ・ウー氏や、広島県副知事の中下善昭氏などが路線開設を祝ったのち、テープカットを実施したという。

情報提供:TRAVEL VISION

ANAはLAX線、JALはロンドン線を1日2便化-冬ダイヤ開始

冬ダイヤが始まった10月29日、全日空(NH)は成田/ロサンゼルス線を、日本航空(JL)は羽田/ロンドン線を、ともにこれまでの1日1便から1日2便に増便した。このうちNHの成田/ロサンゼルス線の成田発初便には、ファーストクラス8席、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミー166クラス、計250席のB777-300ER型機に206名と幼児2名が搭乗し、搭乗率は82.4%だった。

 出発前には記念式典も実施。NH上席執行役員成田空港支店長でANA成田エアポートサービス社長の南日隆男氏が登壇して、成功を祈念したほか、銚子はね太鼓保存会が銚子市無形文化財の「はね太鼓」を披露したという。

 NHによれば同路線の増便は既存便の好調を受けたもの。引き続き需要を獲得するため、発着時間は既存便と同じ時間帯に設定した。日米発の利用者に加えて、東南アジア発の乗継需要なども見込む。

▽JL、羽田発ロンドン行き初便は満席-成田/バンコク線も

 日本航空(JL)の羽田/ロンドン線の使用機材は「JAL SKY SUITE」を搭載したビジネスクラス38席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス88席、計161席のB787型機。成田発初便には161名と幼児1名が搭乗し、満席となった。増便に伴う記念式典やイベントなどは開催しなかった。

 JLが羽田/ロンドン線を1日2便で運航するのは初めて。羽田発を深夜にすることで日本発のビジネス需要の取り込みをめざし、乗客には搭乗前に空港の「サクララウンジ」で軽食を提供する。

 なお、JLは冬ダイヤ期間限定で成田/バンコク(スワンナプーム)線も1日1便から1日2便に増便した。使用機材や席数はロンドン線と同様で、成田発初便には161名が搭乗し、こちらも満席となった。成田を出発するのは正午過ぎで、バンコクには夕方に到着。なお、JLは昨年の冬ダイヤでも、12月23日から3月25日にかけて1日2便への期間増便を実施している。

情報提供:TRAVEL VISION