日本航空、4月から昼間の羽田/ニューヨーク線、ホノルルを運休

 JALグループは1月19日、2017年度の路線便数計画を決定し、4月1日から羽田の昼間枠を使用して、日本航空(JL)の羽田/ニューヨーク線を開設すると発表した。デイリー運航中の羽田/ホノルル線を運休し、空いた枠を利用する形で、すでに運航を開始している全日空(NH)のニューヨーク線と競合する。使用機材はボーイングB777-300ER型機で、座席数はファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席の計244席。JL広報部によればニューヨーク線への変更はホノルル線の開設時から視野に入れていたという。

 運航スケジュールは、羽田発便は10時40分に出発して10時35分に到着、ニューヨーク発便は13時10分に出発して翌日の16時25分に到着する。国内の27空港から双方向の同日乗り継ぎが可能で、「ホノルル線も需要は高いが、より利用者の利便性が向上する」という。なお、同路線の開設を受けて成田/ニューヨーク線は週14便から週7便に減便し、代わりに機材をB787-8型機からB777-300ER型機に大型化する。また、新たにファーストクラスも設ける。

 そのほか、日露首脳会談などを経て今年1月からロシアのビザ取得要件が緩和されたことを受け、16年冬ダイヤでは週4便で運航している成田/モスクワ線を6月までは週5便に増便。7月から10月まではデイリー化する。

 ハワイ路線については、羽田線を運休する代わりに成田/ホノルル線を1日3便から4便に増便。ハイシーズンには1日5便とする。関西/ホノルル線も1日1便から1日最大2便に増やす。

 機材変更については、成田/ヘルシンキ線をB787-8型機からB787-9型機に大型化。8月4日から15日までは、年末年始における好評を受けて、成田/ホノルル線にSKY SUITE仕様のB777-300ER型機を投入し、ファーストクラスを設ける。そのほか成田/シドニー、ジャカルタ、デリー線などの使用機材を変更する。

▽国内線は羽田/青森線など増便、季節運航も継続

 国内線は、羽田/青森線、鹿児島/屋久島線など8路線で増便を実施。そのほか、14年度から実施している季節運航は伊丹/松本線など6路線を、16年度と同程度の規模で実施する。減便は羽田/新千歳、三沢線など5路線で実施。このうち三沢/羽田、伊丹、丘珠線の3路線は、三沢空港の滑走路工事に伴い、一時的に運休する。

 機材については、伊丹路線を中心に「クラスJ」を備えたエンブラエルE190型機による運航を拡大。鹿児島県内の離島路線には、4月下旬から新機材のATR42-600型機を導入する。那覇路線はB737-800型機による運航を拡大することで「JAL SKY NEXT」によるサービスを提供。沖縄県内などの離島路線では、ボンバルディアDHC-8-400CC型機を順次投入する。そのほか、プロペラ機からリージョナルジェット機への入れ替えも進める。

情報提供:Travel Vision