JTBのGW予想、海外旅行者数は1.2%増、国内は1.8%減

ジェイティービー(JTB)がこのほど実施したゴールデンウィーク(4月25日~5月5日)の旅行動向調査で、海外旅行者数の予想は前年比1.2%増の59万5000人、国内旅行者数は1.8%減の2300万人、総旅行者数は前年比1.7%減の2360万人となった。JTBが1969年から実施している一般消費者向けアンケート、JTBグループ各社の販売状況、航空会社の予約状況、業界の動向などをもとに推計したもの。アンケートはゴールデンウィーク(GW)に1泊以上の旅行を予定している1200名を対象に、3月3日から15日にかけて調査した。

 

JTBによれば、海外旅行については昨年6月から日本人出国者数が9ヶ月連続で増加していること、前回のGWよりも円高であること、5月1日と2日を休めば最大9連休になることなどから増加する見通し。2月からの燃油サーチャージの徴収再開については、まだそれほど額が大きくないため影響は少ないと見ている。

 方面別の旅行人数の推計によれば近距離方面が好調で、韓国が4.0%減の9万6000人、中国が2.3%減の8万5000人、ハワイが3.4%増の6万1000人となる見込み。伸び率が最も大きかったのはタヒチやニューカレドニアなどの南太平洋で、50.0%増の3000人。続いてニュージーランドが25.0%増の5000人、建国150周年のカナダが12.5%増の9000人となった。

 ルックJTBの予約状況では、中・近距離方面は昨年12月にハワイアン航空(HA)が羽田/コナ線に就航したハワイや、台湾、シンガポール、グアムなどが人気。遠距離方面はカナダのほか、北欧、スペイン、ポルトガルが人気で、欧州は一時の低迷から復調傾向にあるという。出発日のピークは5月3日で、米国や欧州などの遠距離方面については4月29日と30日がピークとなった。

 1人あたりの旅行費用に関しては、近距離方面へのLCCを利用した安価な旅行が定着したことなどから、0.8%減の25万7000円と微減する見通しだ。

情報提供:トラベルビジョン