成田、16年度の国際線旅客は中国など7方面が増加

成田国際空港(NAA)によると、2016年度(16年4月~17年3月)の国際線方面別旅客数(速報値)は、中東を含むアジア、中国、韓国、台湾、香港、オセアニア、アフリカの7方面が前年を上回った。伸び率が最も高かったのはアフリカで、前年比115.2%増の2万4100人。昨年11月から3月までエジプト航空(MS)がチャーター便を運航したことなどにより増加した。2位は昨年3月にティーウェイ航空(TW)、7月にジンエアー(LJ)がそれぞれ初めて路線を開設した韓国で28.8%増の149万4800人。3位は香港で16.0%増の123万2900人となった。

 前年を下回ったのは太平洋、欧州、グアムの3方面。最も減少幅が大きかったのはテロ事件などの影響を受けた欧州で、4.8%減の130万8600人だった。2位はグアムで1.7%減の55万8200人、3位は太平洋で0.1%減の391万6700人となり、3方面とも減少幅は1桁にとどまった。NAAによれば、グアムはデルタ航空(DL)が昨年よりも便数を減らしていることなど、太平洋は昨秋から米系各社が昼間時間帯の羽田/米国線の運航を開始して需要が移行したこと、DLがミネアポリス、ロサンゼルス、ニューヨーク線をそれぞれ運休したことなどが影響したという。

 最も旅客数が多かったのは太平洋で391万6700人。次いで中東を含むアジアが5.9%増の371万1600人、中国が0.4%増の185万3600人と続いた。

 17年3月単月では、中東を含むアジア、中国、韓国、香港、欧州、オセアニア、アフリカの7方面が前年を上回った。伸び率が最も高かったのはアフリカで138.5%増の3100人。次いで韓国が29.6%増の13万7900人、香港が27.2%増の11万9300人と続いた。

 前年を下回ったのは太平洋、グアム、台湾の3方面で、太平洋は4.4%減の30万5400人、グアムは10.5%減の4万9200人、台湾は13.1%減の11万6500人となった。最も旅客数が多かったのは中東を含むアジアで、8.4%増の33万3200人だった。方面別旅客数の詳細は下表の通り。                                

  情報提供:トラベルビジョン