アリタリア、事業再建手続きを申請、運航は継続

 経営状況が悪化しているアリタリア-イタリア航空(AZ)は現地時間の5月2日、自力での再建を断念し、政府に対して特別管財人下で事業再建を進める手続きを申請した。同日の株主総会とその後の取締役会を経て決定したもの。運航は当面の間、スケジュール通り継続する。

 AZは、株式の49%を保有するエティハド航空(EY)などの株主と労働組合との合意のもと、人員削減などを条件に銀行などから20億ユーロ(約2474億円)の資金を調達する計画だったが、従業員はこのほどおこなった投票によりこの再建策を拒否。短期間で代替案を見つけることも不可能と判断した。

 AZは2008年にも経営が行き詰まり、14年にはEYが株式の49%を取得。再建をめざしていたが、引き続き厳しい経営状況が続いていた。

情報提供:トラベルビジョン