エアベルリンが破産手続き申請、運航は継続

経営再建中のエアベルリン(AB)は8月15日、ベルリンのシャルロッテンブルク地方裁判所に破産手続きの開始を申請した。同社の株式の29.21%を保有するエティハド航空(EY)が、このほど資金援助を打ち切ったことを受けたもの。ドイツ連邦政府とドイチェ・ルフトハンザAG(ルフトハンザ・グループ)の支援により運航は継続し、今後の再建をめざす。

 ドイツ連邦政府はABに対して短期的な経済的支援を実施する考えで、ABと同社が出資するオーストリアのニキ航空(HG)は、現在も通常運航を実施中。航空券の新規予約も受け付けている。2社ともにワンワールドに加盟しているが、今後も加盟を継続するという。

 ルフトハンザ・グループはウェブサイトで、ドイツ連邦政府と協力してABを支援する方針を表明。ABの運航業務のうち、一部を引き継ぐ交渉を進めているという。なお、ルフトハンザ・グループは2016年にABとウェットリース契約を締結しており、同グループ傘下のユーロウィングス(EW)とオーストリア航空(OS)が、ABから計38機をリースしている。

 ABはベルリンのティーゲル空港と、デュッセルドルフ空港をハブ空港として、欧州の主要都市や米国、カリブ海、中東などへの路線を展開。16年には2890万人が利用した。日本にはEYとのコードシェアで、成田と中部に乗り入れている。

情報提供:トラベルビジョン