メキシコ、「観光地は地震の影響なし」、ミレニアル世代の取り組みも

 メキシコ観光局はこのほど、「ツーリズムEXPOジャパン2017」に合わせて来日したメキシコシティや各州の観光当局関係者と「メキシコ縦横無尽知りつくしセミナー」を開催した。メキシコ観光局駐日代表のギジェルモ・エギアルテ氏は、冒頭の挨拶で先日発生した地震について触れ、「観光施設には被害はなく、通常通り観光ができる」ことを強調。さらに「メキシコは日本からの観光客を大歓迎している」とし、セミナーに参加した旅行業界関係者に「お客様に地震の影響がないことを伝えてほしい」と呼びかけた。

 また、日本市場向けに新たなプロモーション映像を発表。エギアルテ氏によると「ミレニアル世代にアピールするために今までと切り口を変えた新しい映像」であるといい、今後はこれを使い、同世代へリーチしやすいウェブ媒体を中心にプロモーションを展開していく予定だ。

 セミナーでは初来日のメキシコシティ観光局のマルシオ・レイラ氏が、「ミュージアムや博物館、美術館などが188件あり、これはロンドンに次ぐ世界2位の多さ」であることを説明。またメキシコシティは世界遺産が6つあり、料理、歴史、スポーツ、デザイン、音楽など多彩なテーマの観光施設があることもアピールした。さらに2020年には新しい国際空港がオープン予定だという。

 この他にグアナファト、カンクン、ユカタン、ハリスコ、トゥルムなどの観光局が、各地の観光資源や最新情報のプレゼンテーションをおこなった。

 また、メキシコ観光局は9月26日に新グローバルキャンペーン「A World of Its Own」を発表。「メキシコに行くべきか」という問いかけではなく、「どこまで深くのめりこむか」という点を強調し、10月から産業関係者や観光地と提携した宣伝、プロモーション、イベントをグローバルで展開していくという。

 具体的には12月に新しいデジタルプラットフォームが立ち上げられ、動画や360度でメキシコの景色を体感できるツールなどができる予定。ビーチ、ロマンス、自然、医療、LGBTなどセグメントごとにキャンペーンのコンテンツとメッセージを訴えられるよう、ターゲットに合わせてカスタマイズしてマーケティングを展開していくという。

情報提供:Travel Vision