外務省、米国・フランス・カナダに注意喚起、各地でテロ事件

 外務省はこのほど米国、フランス、カナダにについて、それぞれ注意喚起のためのスポット情報を発出した。いずれもテロ事件に関するもので、各国を訪れる旅行者には最新の関連情報の入手に努めてテロの標的となりやすい場所を避けること、事件に遭遇した場合には警察官などの指示を聞き冷静に行動すること、安全に関する情報を随時受けとれるよう「たびレジ」に登録することなどを呼びかけている。

 米国については現地時間の10月1日夜に、ラスベガスの「マンダレイ・ベイ・リゾート」付近のコンサート会場をねらった銃乱射事件が発生し、約60人が死亡、500名超が負傷。外務省は、事態が収束するまで現場周辺に近づかないよう呼びかけるとともに、米国を訪れる旅行者にはイベント会場など不特定多数の人々が集まる場所がテロの標的となりやすいことを認識し、不測の事態に巻き込まれないように注意することを呼びかけている。

 フランスについては、1日にマルセイユのサン・シャルル駅構内で刃物を持った男が通行人2名を殺害したことを受けて注意喚起。同事件については、イスラム教過激派組織ISILの通信社とされる「アアマーク通信」がISILの兵士によるものと発表しており、フランスの警備当局が調査を進めている。

 カナダについては、9月30日夜にエドモントン市内で警察官1人がナイフで刺され、歩行者4人がトラックに次々とはねられる事件が発生したことを受けて、同国でも過去には過激思想に感化された個人によるテロが発生していることを強調。人が多く集まる場所では周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察したら速やかにその場を離れるなど、安全確保に十分注意するよう呼びかけている。

情報提供:Travel Vision