成田、17年度上期の国際線旅客は2%増、訪日は10%増

成田国際空港(NAA)によると、2017年度上期(4月~9月)の国際線旅客数(速報値)は前年比2.0%増の1669万1284人だった。このうち日本人旅客数は1.8%増の681万8801人。外国人旅客数は9.9%増の784万4239人となり、4期連続で最高値を更新した。通過客は19.9%減の202万8244人。昨年10月にデルタ航空(DL)が関空/成田/ニューヨーク線やバンコク線などを運休したことが影響した。

 国際線旅客便の発着回数は2.6%増の8万6173回。5月にインドネシア・エアアジアX(XT)がデンパサール線を、ジェットスター・ジャパン(GK)が6月に上海(浦東)線をそれぞれ開設したことに加え、韓国や香港などを中心に新規就航や増便が相次いだことから前年を上回った。

 方面別の旅客数は、アフリカが33.0%増の1万2500人となったほか、香港が23.1%増の69万5400人、韓国が19.2%増の82万3300人、中東を含むアジアが10.7%増の197万8300人で、いずれも2桁増。欧州とオセアニアも前年を上回った。最も落ち込んだのは台湾で、昨年11月のトランスアジア航空(GE)の事業停止などにより、14.1%減の66万3700人となった。北朝鮮問題の影響を受けたグアムは13.9%減の25万2300人。太平洋と中国も前年を下回った。

 国際線と国内線を合わせた総旅客数は3.0%増の2054万1158人で、上期として初めて2000万人を突破。旅客便の総発着回数は3.7%増の11万3176回だった。

▽9月は0.9%増-北朝鮮問題でグアムが26%減

 9月単月の国際線旅客数は0.9%増の275万8206人だった。このうち日本人旅行者数は0.6%増の130万4164人。外国人旅客数は6.4%増の114万5184人で、9月の過去最高を記録した。通過客は14.7%減の30万8858人。国際線旅客便の発着回数は0.9%増の1万4231回となった。

 方面別ではアフリカが38.5%増の1800人、香港が20.3%増の10万6800人、中国が12.7%増の15万8100人、中東を含むアジアが10.4%増の315万2000人とそれぞれ2桁増に。欧州とオセアニアも増加し、上期と同様の結果となった。最も減少したのはグアムで25.9%減の3万8000人。このほか台湾が15.8%減の10万1400人、太平洋が12.3%減の31万7500人となった。

 国際線と国内線をあわせた総旅客数は1.7%増の340万2910人で、9月の過去最高を記録。発着回数は1.8%増の1万8666回だった。

情報提供:TRAVEL VISION