スターフライヤー、18年冬ダイヤで国際線再参入、台北3路線

スターフライヤー(7G)は10月31日、2018年冬ダイヤ中に台北(桃園)/北九州、福岡、中部線をそれぞれ1日1便で開設し、国際線に再参入する計画を発表した。いずれも150席のA320型機で運航する。同社によれば「中長期的な視点では国内定期路線における大幅な収益増加は望めない状況」であることから、訪日外国人の増加などにより成長が見込める国際線への参入に活路を見出す考え。同社は今年5月に発表した中期経営戦略のローリングプランなどで、すでに国際線に再参入する方針を示していた。就航日や運航スケジュールは未定としている。

 7Gは12年7月に北九州/釜山線を開設したが、14年3月末には経営状況の悪化により運休。7Gによれば「国際線・国内線ともに路線拡大を急いだことで、国際線の初期投資分を国内線で賄いきれなくなり経営基盤が揺らいだ」という。今回の再参入については、すでに国内線による安定的な収益基盤ができており「当時に比べ格段に安定している」との見方を示している。

 桃園線については、これまでにもゴールデンウィークなどに北九州からチャーター便を運航した実績があること、日本発・台湾発ともに需要があり、ビジネス客とレジャー客の両方が見込めることなどから就航を決定したという。

A320型機 なお、7Gは国際線に再参入する際の課題として国外での知名度の低さを挙げており、同社がすでに国内線を運航している3空港からの国際線を開設することで、国内線の知名度を活かす方針。就航地を台北1都市に集中させることで、台湾での早急な知名度の向上もめざすとしている。

 7Gによれば「国際線展開が認知されるまでは数年かかる見込み」で、国際線の単年度黒字化には数年を要する見通し。桃園線以降については、アジアの各地に路線を拡大したい考えだが、現時点で計画の詳細は未定という。

 なお、17年冬ダイヤ中には、国際線のチャーター便を7往復運航する予定。12月に北九州/マカオ間を2往復、2月には3往復運航するほか、年末年始に中部/桃園線を2往復運航する。

情報提供:TRAVEL VISION