アメリカン航空、導入1年で高評価を受けるプレミアムエコノミー[PR]

アメリカン航空(AA)は昨年8月5日から、成田/ロサンゼルス線への新機材導入と合わせて「プレミアムエコノミー」を日本市場に投入した。米系キャリアとしては初の導入で、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間クラスとして、快適性と居住性にこだわっているほか、エコノミークラスにはないさまざまな付加価値も提供している。導入して1年が経って市場の認知度も進み、利用者も増えてきた。AAとしては、今後さらに日本市場での訴求を強めていきたい考えだ。

日本市場での認知度向上をさらに推進
快適性やワンランク上のサービスをアピール

AAのプレミアムエコノミー。ビジネスクラスには及ばずとも、エコノミーと比較すれば圧倒的な快適性

 AAの「プレミアムエコノミー」は、メインキャビン・エクストラと比較してシートピッチが約5センチメートルも拡大。さらに調節可能なフットレストやヘッドレスト、ノイズ低減機能を備えたヘッドフォン、アメニティキット、新進気鋭の寝具メーカー「Casper」の枕とブランケットとスリッパ、さらに優先手荷物タグも提供され、空港では優先チェックインと優先搭乗も利用できるなどメインキャビンよりもワンランク上の内容となっている。また、機内食もグレードアップ。出発の24時間前までメインディッシュを事前に予約することも可能だ。

 

 AA日本地区営業本部長の矢島隆彦氏は、「導入から1年が経ち、プレミアムエコノミーの搭乗率も売上も上がっている」と現状を説明。一方で、「まだまだ販売の余地はある」と話し、日本市場でさらに認知度を向上させていく取り組みを進めていく考えを示す。具体的には、B2CとB2B双方のアプローチを強化することで、旅行会社とエンドユーザーである一般消費者の認知度を高めていく方針だ。

「プレミアムエコノミー」後方からの眺め。前後のシートピッチだけでなく、横方向にもゆとりがあることが見て取れる

 そのひとつの方法として、プレミアムエコノミーのモックアップ展示を積極的に進めていく。例えばB2Cでは、今年9月20日から東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン2018」のAAブースで展示。「プレミアムエコノミーとエコノミークラスの違いがどれだけてあるのか、一般消費者にはまだ認知されていない」(矢島氏)という認識から、来場者に実際に座ってもらい、その快適性を体験してもらう。また、そのほかの旅行イベントにも積極的にモックアップ展示を仕掛けていき、「体験した人がSNSに投稿することで、その利点を拡散していければ」と期待をかける。

  • 旅行会社へのセールスアプローチも強化
    ハネムーンやフライ&クルーズでの顧客獲得も

    5月に就任したAA日本地区営業本部長の矢島隆彦氏。ホテル業界で長年培った経験を生かし、プレミアムエコノミーについても従来以上に多様な顧客へ戦略的に販売していく考えだ

     B2Bでは、一般消費者と同時に旅行会社の認知度を高めるために、旅行会社店舗での展示も進める。「パッケージ商品に組み込んでいただけるチャンスもまだ多い」(矢島氏)との考えから、特に高単価パッケージ商品を取り扱う販売店での展示を強化していく。今年10月には新宿のエイチ・アイ・エス(HIS)店舗での展示も予定されている。

     旅行商品へのアプローチとして、矢島氏は「エコノミークラスとの違いを鮮明にしていかなければいけない。例えば、ノイズ低減ヘッドフォンやチェックイン荷物の郵船受け取りも提供するなど、プロダクトもサービスもワンランク上。そういったメリットが旅行商品の中でどのように伝えられているのか、しっかりとセールスの観点から見ていきたい」と話す。

    プレミアムエコノミー専用のアメニティと「Casper」の寝具。スリッパの遊び心あるデザインもポイントだ

     AAでは、店頭でのモックアップ展示のほか、旅行会社スタッフを招待したファムツアーも積極的に実施しており、「実際にプレミアムエコノミーのフライトを体験してもらい、販売につなげていただける」取り組みも進めているところだ。

     このほか、「ハネムーンなどプレミアムエコノミーをおすすめできる客層は幅広い」という考えから、新しい潜在層としてフライ&クルーズへのアプローチや、ホテルでのウェディングフェアなどでの展示も視野に入れていきたい考えも示す。


    業務渡航での需要開拓にも注力
    オフィスにモックアップを展示

    長距離路線であればあるほど、機内での時間の過ごし方が出張の成果に直結するのは自明のことだろう

     もちろん業務渡航もAAにとっては重要市場。AAと契約のある企業では、社内規定で利用クラスが決められているところも多いが、「そこにプレミアムエコノミーの価値と快適性を訴求することで、出張での利用を進めていきたい」考えだ。

     そしてAAでは、ここでもモックアップを活用。すでに法人契約のある十数社のオフィスの一角にモックアップを展示し、「休憩スペースとして活用していただくと同時に、その快適性を実体験していただいている」という。今後も、プレミアムエコノミー利用に前向きな企業には、同様の取り組みを積極的に展開していく。

  • 米系航空会社でプレミアムエコノミー専用の機内食を提供するのはAAのみ

     現在のところプレミアムエコノミーが提供されている路線は成田/ロサンゼルンス線(B787-9型機)、羽田/ロサンゼルス線(B787-9型機)、成田/ダラス・フォートワース線(B777-200型機)、成田/シカゴ線(B787-8型機)。プレミアムエコノミーの利用者は路線によって変わってくるが、ダラスやシカゴはコーポレート路線であるため、ビジネス客の利用が多く、ロサンゼルスはレジャー客とビジネス客が半々だという。

     矢島氏は今後の期待として、日米路線の利用者だけでなく、米国以遠に飛ぶ旅行者へのアピールも強めていきたい考えを示す。例えば、AAは今年12月19日から、ロサンゼルス/ブエノスアイレス線に週3便で新規就航し、これまでのダラス経由よりも短時間で、翌朝にはアルゼンチンに行けるようになる。「こうした米国以遠フライトのお客様にも、日米路線でのプレミアムエコノミーの存在感を示していきたい」と意欲を示す。

    ノイズ低減ヘッドホンを利用できるのも嬉しいポイント。一度でも使えばきっとその効果を実感できるはずだ

     導入から1年が経ち、利用者の声も伝わってきているという。革張りのシート、エコノミークラスよりも広いシートピッチ、ワンランク上の機内食、優先チェックイン、優先搭乗、チェックイン荷物の優先受け取りなどの評判が高く、「ネガティブな話はゼロ」だという。

     「ユーザーの声を一番聞いているのは旅行会社の方々。その声を大切にしていきたい」と矢島氏。旅行会社との関係を今後とも強化していく考えを示すとともに、プレミアムエコノミー販売について、地方でのモックアップの展示も含め、「さまざまな提案を歓迎している。まずはお声がけいただきたい」との考えだ。

     

  • 情報提供:トラベルビジョン